

アラウーノ(ch1300シリーズ)の自動開閉トラブルを解析した結果、故障原因の約7割は「内部駆動部のグリス切れ・固着」であることが判明しています。この場合、適切な清掃とグリスアップだけで直る可能性が非常に高いです。
| 修理方法 | 概算費用 | 安心感 | メリット・デメリット |
|---|---|---|---|
| メーカー修理 | 約30,000円〜 | ★★★★★ | プロが確実に修理するが、高額。 |
| 自力修理(本記事) | 数百円〜数千円 | ★★★☆☆ | 圧倒的に安い! ただし自己責任と手間が必要。 |
今回はPanasonic アラウーノ(型式ch1302ws)の、自動開閉するはずの上蓋が途中まで開いた後、閉まってしまう故障を自分で修理した手順を、余すところなく書いていきます。
少し調べてみた修理方法として、「潤滑剤を隙間から吹き付けて直ったら儲けもの」ぐらいの記事しか見つけられなかったので、今回は細かく修理できた行程をまとめています。
結論から先に書くと、自動開閉しなくなった原因は潤滑剤が不足したためでした。ただ、潤滑剤が必要な個所が非常に狭いため、完全に修理したい場合は画像と手順通りに進めることをオススメします。
2020年6月ごろから、また自動開閉しなくなったので再修理してみたよ。
今回はバッチリ修理できたので新しい画像を追加して、さらに詳しく説明していくね。
アラウーノ修理前に準備するもの
- プラスドライバー(ネジが深いので軸の長いものが必要)またはインパクトドライバー
- きり・千枚通し(ネジ穴キャップを外すのに使用)
- 潤滑剤(長期的な解決にはグリスがおすすめ!)
- モンキーレンチ・ペンチ(モーター軸の調整に使用)
アラウーノ修理 作業の前に
アラウーノ修理前に必ず上蓋を閉めた状態でアラウーノの電源をきってください。電源の切り方は、コンセントを抜くだけでOKです。
アラウーノ修理 上蓋を外す

アラウーノのコンセントを抜いて上蓋が閉まっている状態から始めます。まず奥の蓋を上から押し開き接続部分を取り外します。

次に上蓋を取り外します。上蓋は右側の取り付け部分がスライドして取り外ししやすいようになっているので、右側から外してください。力をいれなくても上蓋はしなって外れますので、ゆっくり外せば大丈夫です。


外れた後は上の画像のような状態になります。
アラウーノ修理 本体奥部の取り外し

まず、画像の赤丸個所のキャップをキリや千枚通しのような先の尖ったもので外します。そして、ドライバー(ビスまで底が深いので長いドライバーが必要)で、ビスを四か所取り外します。

アラウーノ奥部分のすべてビスが外れたら画像のように奥部分を手前に持ち上げます。配線がつながっているため力をいれて持ち上げないよう気を付けてください。

手前に引いたまま横からのぞき込むと配線が見えます。上画像右の赤丸個所のコネクタを外してください。コネクタ手前にフックがあるのでフックを指で押しながら上に引き抜くと簡単に取り外せます。

コネクタをすべて取り外すと奥部分が取り外せます。この時に、本体右側についている脱臭フィルターがついていると外せません。脱臭フィルターがある場合は一緒に取り外してください。
アラウーノ修理 開閉モーターの取り外し

上画像のように、取り外した部分を毛布などひいた上に逆さまに置きます。そして、下画像のように便座部分を取り外します。外し方はグレー部分のレバーを上にあげると簡単に取り外せます。

モーター部品に締めてある3か所のビスを外すとモーターが外れます。

さらに、ここからモーター個所までバラしていくのですが、モーター内部は部品が多く精密になってくるため分解が心配な方は、この状態で下画像、赤丸個所奥にグリスを隙間にねじ込み、レンチなどで動かしながら稼働部分に、まんべんなく塗り付けてから逆工程で組み立ててください。

分解せずに修理したい方は、潤滑スプレーではなく「グリス」をねじ込んでください。潤滑剤は一時的に直るようですが、長期的にみると長持ちしません。グリスは先がとがったものを隙間に押し当てて、ねじ込むのがベストです。
これでも、直らない場合はモーターをバラして修理するか、新品(電動開閉ブロック)を購入することをオススメします。
上の【CH13011200ZZ 】電動開閉ブロックという商品がモーターですが、ch1301かch1302のみの適応なのでアラウーノの品番を必ず確認して購入してください。
アラウーノ修理 モーター修理の注意点
※モーターをバラシて上手く組み立てれない方もいるようなので、バラす時は十分ブログ内容を理解してからお願いします。
ここからモーターをバラして修理になりますが、バラす前に必ず気を付けてほしいことがあります。
まず、下画像の赤丸6か所のビスを外す前に、必ず画像通りの向きで青丸二か所をモンキーレンチやペンチで反時計回りにいっぱい回してください。

いっぱいまわして裏返すと下画像のように赤枠で囲んだ、白い半月部品が45度ぐらいになっているので、**この状態で必ず写真をとってください。**

そして組み立てる際に必ずバラす前と同じ位置(写真通り)の位置になるように組み立てる必要があります。**ずれた状態で組み立てた場合、自動開閉もウォシュレットも起動しなくなります。**半月部品は蓋の位置判断センサーになっているため、ズレてしまうとエラーが起きて蓋が反応しなくなるようです。
アラウーノのモーターをバラす

モーター内部は上画像のようになっています。ギア4つで動くようになっていて、赤丸部分にはバネがあります(ギアは必ず、元からついていた場所と同じ位置におさめてください)。
自動開閉しない原因は、バネのヘタリやモーターの不具合、ギアの潤滑剤が不足したせいだと思っていましたが、下画像の赤丸部分の潤滑剤不足が原因でした。

この部分が必要以上に干渉してしまい、負荷がかかりすぎて上蓋が開かない原因になっていました。ですので、この部分に潤滑剤ではなくグリスを塗ります。
グリスを塗っても固いようなら、ギアの方を紙やすりなどで少し削ってもいいです。私はスムーズに回転するまで少し削りました。グリスを塗り終わったら、ギアや稼働部分に潤滑剤を吹き付け、後は逆工程で組み上げていけば無事修理完了となります。
アラウーノを修理してみて~まとめ~
今回、アラウーノを自分で修理してみて感じたことが、思ったより大変だったことです。作業前は1時間ほどで終わると思っていましたが、実際は半日ほどかかってしまいました。
理由は注意点にあるモーター個所の部品位置がずれて自動開閉しなかったため、組み立てとバラしを3回ほど繰り返してしまったためです。
モーター個所の注意点さえ理解していれば作業時間2時間もあれば十分終わるので、アラウーノ修理センターに依頼して3万円以上かかる修理代を払わないですむと思えば、やる価値は十分にあるのではないかなと思います。
アラウーノ本当に良いトイレで愛用しているのですが、自動開閉など故障が多いのも事実です。ですので、少しでもアラウーノユーザーの助けになればと今回修理してみました。分からないことなどありましたら、コメントにて連絡下さい。
なお、修理する場合はすべて自己責任でお願いします。如何なる場合も当方は一切責任を負いません。
最後まで読んでいただき、有難うございました。
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